原生経絡の詳細説明~



経絡は生命の進化の過程で進化的退行によって消失していった機能器の痕跡を経絡というエネルギー通路として残されたものではないかと、、、。

例えば腎経、なぜ腎経は上胸部にまで及ぶのでしょうか、生命進化の過程で下図のように腎の発生進化をたどってゆくと、その痕跡が人体の発生過程では前腎・中腎・後腎となり、前、中は退行し後腎が主体となって腎を形成します。この前腎・中腎が消えていった痕跡が経絡と関連していると考えてみれば、腎経が上胸部にまで及ぶことが頷けます。

次に犬や猫の乳房が並ぶミルクlineはヒトでは退行して原則として1対の乳房になりますが、その痕跡として副乳が発生することがあること
そして、このミルクline上や図の様に手の合谷、母指球、足の内側の部分、そして胃経、大腸経のline上に生理周期や大腸、卵巣、子宮、前立腺のトラブルと連動してこのline上に痛みや腫れ、湿疹などが生じることを日常診療でよく観察します。
次に魚類に見られる側線は水流の流れを有毛細胞が感知して感じ取りますが、これとよく似た構造の有毛細胞がヒトの内耳にも認められ、内リンパの流れを感じ取っています。
ヒトの体にはもちろん側線は存在しませんが、体側を触れられるとヒトはとても敏感に反応します。サメや魚の側線を観察すると体側を縦に走り、顔に入ると目の周りをぐるりと一周しているように見えます。これは胆経のそれととても良く似ていると思われないでしょうか、胆経、三焦経の一連のline上には交換神経系の緊張が続いている時など筋肉の凝り、湿疹、痛みなどが発生します。片頭痛がある場合に手のこのline上に湿疹が慢性的にある場合も観察しています。また、耳鳴りと関連が深いのもこの気lineです。
ナメクジウオは脊椎動物の祖先と言われていますが、その眼点の後ろに脊索を挟むように平行して光に反応する色素が点在し走っています。これは感桿型光受容細胞というもので脊椎動物の光感受性網膜神経節細胞と同起源だということがわかっているようです。


犬や猫の逆毛は敵を威嚇したり恐怖を感じた時に立毛しますが、身を守る時に背中を丸めて腹部を守るという反応もあるように思います。背中は身を守るために大切な役割を果たしています。ナメクジウオは光に敏感な生物だそうです。紫外線という有害な光線を察知する役目や、外敵が水面の上の空から襲ってきた時に察知するために背中全体に光受容細胞が点在するようになったのではないかと想像します。ヒトも身を守る時、背中を丸めますね。そして風邪に侵された時、真っ先に反応するのも背中です。
このlineは膀胱経・小腸経と連動しており、一連の反応はこのline上で起きることをしばしば観察いたします。特に、浮腫み、水毒症状と関連性が深く、低気圧、生理前、パソコンの見過ぎで目が疲れた時などこのline上に重く怠い症状が発生し(水毒)痒み、湿疹、痛み、吹き出物などが発生するのを良く経験します。まためまいと関連が深いのもこの水lineです。





 

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